今日、明日と二日間、新人職員を中心とした職員研修。本来の予定では、牛窓の前島に移動して一泊二日の研修を予定していたのですが、ここでも新型コロナウイルスの影響から、宿泊での研修を避け、二日間それぞれに通いの形での研修に切り替え、研修内容も座学を中心に切り替え、研修中の職員同士の距離や活動により接近を避け、1時間ごとの換気等にも配慮しながらの研修としました。
入職前の新人さんにとっては、4月から新社会人として働く新しい職場での仕事の記念すべき初日。そして、若手職員や後輩となる新人職員との初の交流の場、そして管理職にとっては4月以降の新年度から作る新たな体制づくりと新人職員を育てるための大切な第一歩の場…と、それぞれに目標や目的は違えど、それぞれにとって大切な場であることは間違いありません。
今日の研修では、特に、今年度一年間、前回、前々回と実施した研修に参加し、もちろん現場で揉まれてきた若手職員が、こちらの想像以上に大きく成長していた姿を見ることができ、定期的に研修を実施することの意義や、同じことを繰り返し伝え続けることの大切さを、職員の成長を通して改めて気付きました。
それは同時に、子どもたちに対してのスタンスも同じことなんですが、管理職など一部のそのことをわかっている人間だけが、その意識を持って子どもたちや若手職員に向き合うのではなく、その若手職員たちもまた、自分自身の成長や変化を感じられる場に身を置き、それに気付くことで、子どもたちに対する際にその経験を活かしてくれることで、より多くの子どもたちにいい環境を提供することができる。そんなところに気付いてもらうことも、こういった研修を通しての大事なねらい。
結局、こういった学びの場は、一方的なものではなく、双方にとって有意義で成長につながるものとして成立させることが本当に大切であり、より大きな意味をもたすことができるのだということを強く感じました。
継続すること、そしてしっかりとした環境設定をすること、それらの重要性を日常における子どもたちと接する一つひとつの瞬間に、きちんと盛り込んでいけるような力を職員が身に付けられるように、そして自分自身もできるようにがんばっていきたいです。