『自分が知らない世界』
それは、その先の自分の世界や可能性を広げてくれたり、自分自身が成長したりといった未来に向けての大きな分岐点であると考えられる。
では、そんな『自分が知らない世界』に出会ったときにどうすれば、そこを通過し、未来に向けて進むことができるのか?
『自分が知らなかった世界』と一口に言っても対象があまりにも大きいので漠然とし過ぎてわかりにくいだろう。ただ、どんな場面や対象であれ、するべきことの基本は同じなのですが、特にその新たに出会った『自分の知らなかった世界』が“自分とは違う”と感じた時、人はついついそれを受け入れないという選択をしがちですが、それはもしかしてすごく大きなチャンスを捨ててしまっているのかもしれないということに気付いて欲しい。
そのために大切なポイントは2つ。
1つは、視点を変えて、別の角度から捉えてみること。
一定の方向からだけ見ていると、それがすべてのように感じ、それで判断をしてしまうことが多くなりがちですが、それだけで判断をするのではなく、もっといろんな角度から多角的に見て、それから判断をすること。もしかしたら、‘自分とは違う’と感じただけで、実はそうではなかったということに気付けるかもしれません。「食わず嫌い」にならないようにすることが大切なのです。
もう1つは、少し視野を広げて捉えてみること。
視野を広げるということは、自分自身の中にある枠を広げてみるということ。今ある自分自身の枠は、実は自分で勝手に限界を決めてしまっているだけで、もしかしたら、自分の枠はもっと大きいのに自分で過小評価してしまっているだけということもあります。それなのに、‘自分には無理’と諦めていたらもったいない。「案ずるより産むが易し」なんてことはよくあることです。
実は、これは、勉強の場面において子どもたちにも感じて欲しい、チャレンジして欲しいこと。苦手な教科や新しい学びの内容も、この2つのポイントを意識して向き合ってみると、「意外と簡単じゃん♪♪」とか「おっ、できる!!」ってこともきっとたくさんあるはず。
『自分が知らない世界』に出会ったら…。
まずは、自分が知らないと思っている、思い込んでいる世界を“知る”ことから始めてみよう!!