平日、心と時間にあまりゆとりがなく(単に睡眠時間を確保するため…苦笑)、週末の時間のある時に撮り貯めたドラマをまとめて観てます。おかげで、リビングのソファーにお尻から根っこが生えてしまいそうです♪♪笑
以前、このブログでも少し書きましたが、この秋のドラマの中で気になっていたドラマの一つ『先に生まれただけの僕』。最初の数話は観ていて、今週分までの数話分をまとめて一気に観ました。
まぁ、ドラマでのことなので、先生についても、教育についても一部を誇張した形で表現されていたり、演出であるため、実際とのギャップが否めなかったりする部分はありますが、それでも観ていていろいろ考えさせられることがあります。
良くも悪くも、自分たちが学生だった頃の学校と今の学校ではその有り様は大きく様変わりしています。
「あの頃の学校は良かった…。」
とか、
「今の学校は…。」
なんて言ってみたところで、それは単なる無いものねだり。先日の視察の際にも他の先生方とそんな話も少ししたのですが、結局、昔の学校にも今の学校にも、あえて加えて言うなら、ゆとり教育の時代にもそれぞれに一長一短があります。いろんな場面で、ついついマイナス面にばかり目が行き、話題になりがちですが、いいところもいっぱいあります。
学校が偏差値でレベル分けされ、経済格差によって教育格差が生まれる反面、本人や家族の意識レベルによって選べる教育の幅は拡がり、可能性が高くなっているのも事実です。
目の前にある教育の何を選択し、自分の未来へとつなげ、夢を叶えていくか。その1点で言えば、教育の役割はいつの時代も同じであり、なんら変わっていないとも言えると思います。
そんな理想論を口にすることは簡単だけど、現実の現場はそんな綺麗事で進められるほど簡単ではない。
ほんと、教育って難しい…。
でも、だから教育って楽しい。
そう思って、目の前の一つひとつの問題と向き合いながら、前に進んでいくしかないのだ。
ドラマを観ながらそんなことを考え、改めて感じた教育者の端くれの一人です…。