“早起きは三文の得”ということわざがあるように、早起きはいいことだという話はよく聞きます。ことわざにもなっているぐらいの昔の人の教えは、根拠はよく分からなくても、理にかなっていたり、納得できたりすることがたくさんありますが、これもその一つ。
たまたま読んでいたコラムで、その根拠について書かれているのを読んで思わず納得。その内容とは…。
『幸運は、必ず朝に訪れる。』という本の著者である枡野俊明さんは曹洞宗徳雄山建功寺住職。すなわち、仏門の教えに通ずるものがあるとなると、なおさら興味津々。
この本も、またゆとりのある時に読んでみたいと思います。
思わず納得の内容は…
そのコラムでは、枡野さんの教えとして、こう書かれていました。
「心に悩みやわだかまりがあったとしても、身体を休めることで、それらが影をひそめ、起きたときには、少なからず心が解放されていると思います。ひと言でいえば、心も身体もリフレッシュされて新しくなっているのが、朝という時間なのです。身心ともに最高のコンディションだといってもいいでしょう。」
なるほど!!納得です。
そして、こう続いています。
「その朝を、ただ忙しく、慌ただしく、バタバタと過ごしてしまう。こんなにもったいないことはないと思いませんか?せっかく整っているコンディションを、ムダにしていることにも等しいからです。」
おっしゃる通りです。いい状態を自分で悪い状態にしているようでは、その日一日がいい日になるわけない。これまた納得です。
その後に、朝の10分が夜の1時間に匹敵する理由をこう書かれています。
「仕事をひと通り終えて迎える夜は、体力的にも疲労が溜まっている。当然、気力や集中力も消耗している。そんなコンディションでは、なにをしても効率が上がるはずがありません。」
「朝は、集中力も気力も体力もみなぎっていますから、夜とは比較にならない結果になるはずです。夜1時間以上かかることが、朝なら10分でできてしまうことでしょう。」
おおっ!!納得です。
スポーツでも同じこと。いいパフォーマンスを発揮したければ、あたり前のようにしっかりコンディション調整をします。裏を返せば、いいコンディションの時にいいパフォーマンスが発揮できる。そういうことですね☆
仕事柄、家に帰る時間は遅いので、必然的にどうしても寝る時間も遅くなりがちですが、まずは最低限以外のことは夜にするのを止めてできるだけ早く寝るようにし、早起きを心がけて、朝ゆとりをもって自分を高めるための時間を有効に使えるようにしたいと思います。
もちろん、寒さに弱い人間はこの時期はお布団から出られないのでもう少し暖かくなってから♪♪笑