うれしい報告が届きました!!成果のポイントは“見通し”と“見極め”。

先日、保護者の方からとてもうれしい報告が届きました!!

その子は中学時代にSelfishでサポートしていて無事に第一志望の高校に合格。高校入学後もサポートの継続をご希望されていたのですが、諸事情により続けられなくなり、ご家族のサポートを中心にがんばられていました。

直接のサポートから離れて2年半。その後の本人のがんばっている様子を時折SNS等で見て、影ながら応援するぐらいしかできませんでした。

そんな彼が、がんばって志望校に合格し、そのうれしい結果をわざわざお母さんが喜びとともにご連絡してくださったのです。Selfishを離れてもなお、こうしてうれしいご報告をいただけるのは本当に幸せなことです。

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Yくん、本当におめでとう!! \(^o^)/

お母さんからいただいたメッセージに、同じように困り感を抱えながらがんばっている子たちがどういう視点でがんばっていけばいいかの大切なヒントが書かれていたので、誠に勝手ながら一部ご紹介させていただいて、ご参考にしていただきたいと思います。

高校では推薦が貰えるように、評定が良くなるように努力し、やってもやっても積まれていかない苦手な英語は捨て、得意な数学と、小論文は特訓し、持ち前のコミュニケーション力を生かした面接とで勝負しました。

ここまでの時間を、本人はもちろん、ご家族が本人のことを一生懸命考え、がんばってこられて様子がすごくよくわかります。

成果のポイントは“見通し”と“見極め”

高校入学時から、3年後に訪れる卒業&進学までの“見通し”をしっかりもっての取り組み。推薦がもらえたり、評定がきちんととれたりするためには3年間を通しての地道な積み重ねが必要です。こればかりはギリギリになっての付け焼刃ではどうにもなりません。まさに、3年後を“見通し”ていたからこその成果。

そして、本人の得意不得意をしっかり踏まえた上での教科の取捨選択のための“見極め”。もちろん、そのためには早い段階である程度の進路決定をして受験科目を確認して絞り込むか、逆に受験科目を絞って準備を進めて、その科目で受験対応可能な学校を選択するかのいずれかになりますが、いずれにせよ“見極め”により、思い切って不得意科目を捨て、得意科目に時間や労力を割いて力を伸ばしたからこその成果。

“見通し”が本当にこれで合っているのだろうか?

見極め”てしまって本当に大丈夫だろうか?

“見通し”を持つことにも“見極め”をすることにも大きな不安はつきまとうと思います。そこには大きな勇気がいります。だからこそ、そこを乗り越えた先に大きな成果が待っているのです。

そして、これらのことは本人の力だけではなかなかできないことなので、ご家族やまわりのサポートが必要不可欠です。子どもたちと一緒にがんばっていきましょう!!

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