昨日、一昨日と2日間にわたって起こったスマトラ沖地震。
安否が心配されていた日本人全員の無事が確認されてことはひとまずうれしい知らせだと思うが、現地のことを考えると手放しには喜べない…。
今回も多くの犠牲者が出ているし、いまだ生き埋めになっている人も多数いるみたいで、少しでも早い救援活動が望まれるところ。
日本からの救援チームも今日の午前中には現地入りしたようなので、一人でも多くの人を救出して欲しいと切に願う。
スマトラ沖地震といえば、ここ数年で何度も地震が起きているが、20万人を越える犠牲者を出した2004年の地震はみなさんもよくご存知のはず。
個人的には、2004年の地震の際にちょうどタイ(といってもマレー半島の裏側にあるバンコクだが…)にいて、家族やタイに行っていることを知っている友人たちに心配をかけた。
日本の方が報道が数倍早いので、バンコクにいて地震や津波のことは何も知らずにのんびり仕事している頃に日本では大騒ぎしていたようで…。(^_^;)
そんな経験もあって、今回の地震もそのときのことが思い出されて、決して遠くで起こった出来事のようには思えないだけに気掛かりだ。
自然の力には人間はかなわない。
特に地震や台風などの自然災害の前では人間は本当に無力だ。
災害を未然に防ぐことはできないし、完璧なる予測をすることも不可能だ。
だからこそ、災害に対して最善の準備を怠らず、災害時には迅速な対応で少しでも被害の拡大を防ぐしかない。
一日でも早く事態が終息し、町が復興して人々が平穏な生活を取り戻せますように。
スマトラ沖地震