ノートの字は、まさに本人の心を映す『鑑』

お盆も終わり、夏休みも残すところあと2週間ほど。宿題はほとんど終わって余裕いっぱいの子たちと、そろそろお尻に火が点きかけている子と大きく分かれるこの時期。夏休みの宿題の完成のみならず、受験生にとってはあと半年ほどになった受験本番までの時間をどう過ごすかというとても大切な時期でもあります。

自分の担当の受験生の一人に、ここ1ヶ月ほどの間に大きな変化があります。先日、お母さんともお話したのですが、お母さんご自身もすごく驚かれていました。

「ノートの字がとても丁寧できれい☆」

これまでにノートの字は、正直、読むのも一苦労で、そんな字の荒さはそのまま計算の荒さやいい加減な解答と比例していました。

そんなTくんのここ最近のノートの字は本当にとても丁寧できれい。それに比例して正解率も高いんです。それだけ、いろんな意味で落ち着いて勉強に取り組め、がんばれている証だと思います。

決して早いとは言えない時期だけど、ようやく受験生という気持ちが本人の中に芽生え少しずつ変わってきている様子。そんな変化は保護者にとっても、教えている我々にとっても本当にうれしい限りです☆

みんながそうだといいのですが…

それに反して、まだまだ自分が受験生だという意識も、緊張感の欠片もない受験生もいて、どうしたものかと頭を悩ませたりもしてますが…。苦笑

自分自身のことを考えてみてもそうではないですか?気持ちが落ち着いている時にはいろんな作業がとても丁寧にできるし、合わせて、ノート等に書く時もとても丁寧だと思います。

まさに“ノートの字は、本人の心を映す『鑑』”です。

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ただ、こればかりはまわりの力で身に付くものではなく、本人の心の有り様そのもの。すべては本人が気付くところからしか始まりません。

まずはノートの字を丁寧に書くところからしっかり声かけをして、本人の取り組む姿勢を作ってみませんか?

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