日本人の知らない日本語4 海外編
蛇蔵,海野凪子/メディアファクトリー ￥998
前作の日本人の知らない日本語３が『祝！卒業編 』というタイトルだったので、日本語学校のゆかいな生徒たちが卒業したところで、てっきりこのシリーズは終わりになるものだと思ってました。
蛇蔵さん、海野凪子さん、勝手にシリーズを終わらせちゃってどうもすみませんでした。<m(__)m>（笑）
そんな理由から8月の初旬には発売されていたにも関わらず、まったく気付くことなく「発売されてたよ!!」と教えてもらってからやっと手に入れる始末。
そして、今回は海外編ということで内容＋うんちく系でいつも以上に文字数が多かったので読むのにも時間がかかり、先日やっと読み終えることができました。
今回のシリーズはタイトル通り海外編ということで、原案者と作家の二人がヨーロッパを中心に海外の国々を巡り、その国々の日本語教育の実状をおもしろおかしく伝えてくれているもの。
いつも通り笑いどころ満載＆日本人なのに日本語を知らないことを痛感させて貰える楽しい一冊になっていました。
特に今回は、"海外から見た日本（日本語）"という意味ですごく考えさせられたり、納得できることがたくさんありました。日本人にとって母国語としての日本であり、日本人が学ぶ学問の一つとしての国語を勉強するきっかけや大事なことがたくさん詰まった本なので、是非読まれることをお薦めします。
いつも忘れてて、まだ新刊を教室に持って来ていませんが、（忘れなければ）近日中には教室に全巻並びにますので、ご興味のある方はどうぞ!!Selfishにある本は、いつでもどれでも貸し出し可能ですよ♪♪
