最近見かけるとある予備校のCM。
この先の文章を読むと、具体的にどこのことかはすぐにわかっちゃうと思いますが(苦笑)
そのCMで流れるナレーションに思わず突っ込みたくなりつつ、受験中心にやっている教育産業の企業はそれがあたり前だよなぁ~と妙に納得。
そのナレーションというのはコレ。
『これからは合格者数だけではなく、合格者の未来にまで目を向けたい。
生徒の未来をつかむ力になれるように。合格で終わるな。… 』
ここだけに限らず、こんなところ多いですよねぇ…。
合格者数だけに目を向けてたんですね。
そう言い切るあたりは、正直で好感が持てます。(笑)
でも、子どもたちの教育を担うなら、初めからその子どもたちの未来にまで目を向けてあげてください。m(_ _)m
塾や予備校の実績に必要なのは、「どこの学校に何人合格できたか?」ではなく「誰がどこの学校に合格できたか?」ということではないのでしょうか?
もちろん、個人名を出してその実績を公表しちゃうと、今はすぐに個人情報保護法が…なんてことで問題になっちゃうのでやるわけにはいかないですが、実際大事なところはそこでしょ?
がんばって受験に臨み、合格を勝ち取ってくる子どもたちは、決して塾や予備校の広告塔になるためなんかじゃないですよ。
教育とは一体誰のためにあるものか?
いつも言ってることです。
あたり前の答えです。
子どもたちのため。
子どもたちの未来を拓くため。
そして、その子どもたちが、やがて世界の未来を拓く。
ただそれだけです。
それが教育に求められている唯一無二の役割り。