やれることをやる

その先が期待するような結果にならないことを認識しているのに…。
「やらないよりはやった方がいい」これもまた一つの真理。
この真理の延長線上に、「やれることをやる」があるのかな?
でも、やっても無駄になることが分かっているのなら、あえてその道を進むことなく別のより可能性のある道を選択して進むことの方が、進む労力に対してその対価を得る可能性があり、結果的に生産性が高いのではないか?
会社経営における、無駄な経費や無駄な人件費。
本来、営利を追求する場であるべき会社という組織の中で、無駄なことに費やす時間やお金ほどもったいないものはないと思う。
しかし、こと勉強に関してはこの“ムダ”が結構大切。
今の自分で出来る精一杯のことをやることで、タイムリーな結果を得ることは出来ないとしても、そのことはどこかで必ず本人の力となって返ってくる。
失敗すること、無駄なことをすることは出来る限り避けたいと思うのが人間の心情であるが、それをしてもいいのが子供たちの特権。
子供たちには、今の自分でやれることを力一杯やってもらって、思いっきり失敗してもらい、無駄を出来るだけたくさん経験してもらいたい。
その芽がいつか、実を結ぶのだから…。

-代表者ブログ, ひとり言

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