“記憶”の重要度は子どもと大人で違うの?

今日のテレビ。どこの局でも、朝から国会の『証人喚問』関連の報道ばかり。もちろん、今、日本で一番話題というか国民の関心がそこにあるから仕方ない。かくいう私も、時間の許す範囲で国会中継を見てました。

ご存知の通り、今回の関心の中心は『参考人招致』ではなく『証人喚問』であるため、籠池氏には発言内容によっては偽証罪が適用されるということから、発言内容の信憑性は一気に上がるとみられていましたが…。

国会議員からの質問に対して、都合の悪いこと(!?)は「“記憶”にございません。」か「刑事訴追の恐れがあるので答弁を控えたい。」との回答で、またその回答が誠に多いことにビックリ!!特に「“記憶”にございません。」の回答は、この言葉を都合よく使っているとしか思えません。

おまけに、仮にその証言がウソの内容だったとしても、すべてが偽証罪に問われるわけではなく“記憶”に基づいて答えた内容が、“記憶”違いであったため、結果的に間違って証言した形になってしまっていた場合には偽証罪は適用されないということらしい。

そんなこと言ってたら、「“記憶”に基づいて…」と前置きしてウソ八百並べておいたら、いくら偽証罪が適用される『証人喚問』であったとしてもどうとでもなるじゃないか!!と思うのは私だけではないはずですが…。苦笑

大人は良くて、子どもはダメなの?

そんなことがまかり通る大人の世界に対して、子どもの世界、特に勉強に関しては「“記憶”に基づいて…」書いた解答が間違っていると、「ちゃんと覚えておかないからでしょ!!」と怒られることもしばしば。(^^;

もし、今日の国会の『証人喚問』を子どもたちが見ていて、テストでの間違いを指摘された場合に、

「あれっ?“記憶”に基づいての上での解答の間違いは許してもらえるんじゃないの?」

って答えるぐらいのセンスを磨いてくれたら、個人的にはミスを笑って許してあげちゃうかも♡なんて思いました。笑

大人は良くて、子どもはダメなんて理不尽な話ですからね。偽証罪を適用させるぐらいなら、真剣に思い出させて、自分の発言に責任を持たせる意味でも、“記憶”云々の話ではなく、間違った内容を証言した場合はすべて偽証罪を適用させるぐらいの厳しさがあってもいいような気がします。そうじゃないと、子どもたちにきちんと“記憶”しておくことの重要性を教えられないですよ!!

そんなことを言っている自分自身、最近、いろんな意味でかなり“記憶”が怪しいのですが…。笑

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