算数の勉強の中で、分数が嫌いな子は決して少なくない。というよりは、相当数いて、苦手意識を持ったまま小学校の算数の勉強を終え、そのまま中学生になって数学に入ってもその苦手意識は軽減できない場合がほとんど。
個人的には、算数や数学を指導する中で整数、小数、分数の計算において一番重要なのが分数の計算だと考えています。分数の計算を制する者は、計算を制すると言っても過言ではないと思います。
分数の画期的な勉強法の記事発見!!
しかし、そんな分数の四則計算はさることながら、それ以前に分数の概念そのものがよく分からずに困っている子もたくさんいます。そんな子たちでも「このやり方ならわかる!!」とか「こんな勉強ならやってみたい!!」と思うような分数勉強法に関する記事があったのでご紹介させていただきます。
これは、米・ニューヨークの小学校Alycia Zimmerman先生が考案した、子どもたちの大好きなLEGOを使った分数の教え方。このアイデアの公開自体は2年ほど前だそうですが、ここ最近複数の海外メディアでこの方法が取り上げられたことがきっかけで、情報として再燃しているそうです。
その勉強法がこれだ!!(出典:scholastic.com)
LEGOブロックにある様々な形。その突起(表の丸の部分)の数を分数の要素に見立てて表現する。大きいものを『1』として、その半分が『1/2』、そのまた半分が『1/4』…というように利用して理解に導く。
LEGOなので、重ねることで合わせた状態を1つのパーツとして形成することもできるし、色を変えることで視覚的効果も高い。自然に分数の概念を理解できると同時に、一部と全体の関係や分数の和や差を学ぶには本当に最適だ。
本当に画期的な方法だと思います。一般的にはおもちゃと言われるLEGOですが、こんな形で活用できるなら子どもに買ってプレゼントするのも“あり”ですよね!?
分数嫌いのあなた。決して今からでも遅くはない!!
分数の概念と四則計算をしっかりマスターして、算数・数学苦手から脱出しよう♪♪