出る人への賛否両論

いろんなニュースがある中で、“出る人”に対する世間の賛否両論の様々な意見が出てますね。
十人いれば十通りの考え方があるのだから、人それぞれに考え方があり、それ故に賛否両論意見が分かれるのもあたり前の話ですが…。

まずは、個人的にはあまり興味のない分野での話。

今日の芸能関係のニュースの中で一面に取り扱ったところも多かったみたいなのがこの話題。
AKB48の不動のセンターと言われた前田敦子の卒業宣言。

彼女がAKB48を出るという宣言をしたことで、周囲に与えた影響はすごく大きいみたいで…。

賛否両論いろんな意見が飛び交っているみたいですが、これに関しては基本的に興味がないだけに個人的なコメントはほとんどしようがないですが、ファンを始め、ショックを受けた人も多かったみたいですし、何よりこれまで一緒にやってきたメンバーが受けたショックは計り知れないんでしょうね。

この先のAKB48と前田敦子本人がどういう方向に進み、どうなっていくのかはまったく知る由もないですが、何かが大きく変わろうとしたときに必ずこれまでと同じままでは絶対にどうすることもできないのも事実。

だからこその決断であると同時に、これによっていろんなことが新しい方向に舵を切って大きく動き始めるんでしょうね。

何度も言うように、個人的にはまったく興味がないため、その先のことも関心はないのですが…。(苦笑)

続いては、以前にこのブログでもちょっと取り上げたことのある話。

日本人である猫ひろしがカンボジア国籍を取得して、ロンドンオリンピックを目指していた朝鮮に一つの答えが出ましたね。

猫ひろし、カンボジア代表で五輪代表決定!!

さすがにこのニュースはちょっと驚きました。

可能性がまったくないとは思っていなかったけど、まさか本当に実現するとは思っていませんでした。

猫ひろしが…というより、カンボジアのオリンピック委員会が「思い切ったことしたなぁ…。」というのが正直な感想。

この件に関して、日本陸連の瀬古利彦理事は「めでたいことだ。」と賛成的なコメントを発表していたが、有森裕子さんは「複雑な心境だ」といった否定的ともとれるコメントを発表した。

特に有森さんに関しては、カンボジアのスポーツや教育の支援をしている関係で、他の人よりはカンボジアという国との結びつきが強い分、いろいろと思うところがあるのだろう。

個人的にも、ここまでの挑戦だけを見ている分にはおもしろさが勝っていたので、ただ単に「日本の芸人が他国の国籍を取得して、その国の代表でオリンピックに出たらすごいんだろうな。」ぐらいにしか思っていなかったけど、これが現実となると少し考え方というか見方が変わってくる。

国内外でもいろんな非難の声が上がっているが、何より一番大切にしないといけないのは、カンボジアの人たちの国民感情ではないだろうか?

カンボジアの国旗を背負って、カンボジア代表としてオリンピックに出場する。
そのことの本当の意味と、大変さがわかっていないようなら、カンボジアの人たちの国民感情を逆なで、非難を受けるのは間違いないだろう。

加えて、オリンピック本番で無様な姿をさらしたりした日にはどうなることやら…。

それに、この猫ひろしの行動は、彼個人だけの問題ではなく、日本という国の国民性を世界中の国々から非難されることになりかねないほどの大きな問題。

よくよく考えて、その上で出場するからにはカンボジアの代表として、そしてあくまで日本人であることを忘れないでがんばって欲しいと思う。

賛否両論。

どちらも自分にとっては大切な意見だから、ちゃんと聞く耳持つ姿勢が大事なんですよねぇ…。

-ひとり言

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