訃報に寄せて…

また一人、サッカーをこよなく愛する選手がサッカー界からいなくなった。
それも、引退ではなく、34歳という若さでこの世に別れを告げるという形で…。
松田選手の活躍は、そのまま日本代表が世界の中で少しずつその存在を認められてきた流れの真ん中にあり、応援していた日本代表のピッチにはいつも松田選手の姿があった。
そんな松田選手の早すぎる死は、一緒に戦ってきた日本代表の選手たちをはじめ、サッカーを愛するたくさんの人々にとって信じ難い出来事だ。
いろんな形で、たくさんの選手たちから、たくさんのコメントが寄せられている。
そのどれ一つをとってみても、彼の素晴らしさとともに、そんな彼をこんなにも早く見送らなければならなくなってしまったという現実の中での戸惑いがありありと浮かんでいる。
訃報を聞いて、一人のサッカーファンとしてもどう受け止めたらいいんだろう?って思うんだから、一緒に戦ってきた選手たちや、身近な人たちはまだ現実のこととして受け止めることができていないだろう。
ただ、一つハッキリと言えることは、松田選手がその背中で見せてくれたもの、教えてくれたこと、伝えようとしていたことを自分なりに受け止め、自分の生き方に活かすことが最大の供養になるのだということ。
選手もファンも含めて、日本サッカー界がこれまで以上に盛り上がっていきながら…。
松田直樹選手のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

-ひとり言

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