辞する

昨日の民主党・小沢幹事長に対する検察審査会の『起訴相当』の決定を受け、またにわかににぎやかになってきた小沢氏の問題。
昨日からマスコミがその話題を多く取り上げ、テレビでも新聞でもそのニュースばかり…。
だが、当の小沢氏自身に辞任の意志はまったくなく、そのまま続けるとのコメントを発表。
まぁ、今さら驚くようなことではないけどね。(苦笑)
いつものことながら、政治家に問題が発生したときの責任の取り方に疑問を感じずにはいられないのは自分だけはないはずだ。
一般人が仕事に就いている場合、何らかの問題を起こして責任を取らざるを得ない状況になったら十中八九その職場を辞職することになるだろう。
本人の意思は別にして…。
自分がその立場なら、もちろんケジメとして自ら辞表を出して身を引く。
それなのに政治家ときたら、プライベートの不祥事ならまだしも、刑事事件レベルの不祥事でも役職を辞任する程度で、議員そのものを辞職するような人はいない。
本当にそれで政治家としてよりも、一社会人としての責任を果たしていると言えるのだろうか?
政治家という職に就く者にとって"辞する"ということは、役職からの辞任という意味であって、政治家という職から辞職するということを意味するのではないのか?
そんな政治家ばかりが政治をしていて、他国から批判されるのも仕方のないことだと思うし、なによりこの日本という国がいい国になっていくとは思えない…。
仕事をするからにはきちんとした形で責任を持って仕事をしてもらいたい。
責任を持って仕事をするからには、いろんなことに対してみんなが納得いく責任の果たし方をしてもらいたい。
あぁ~あ…。
情けない話だなぁ……。

-ひとり言

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