遥か

この春、社会に新しく巣立つ子どもたちとのお別れの会に参加させていただいた。

巣立っていく子どもたち一人ひとりの顔を見ていると、いろんな思い出が頭の中を巡った。
送られる側、送る側がそれぞれの思いの中で、精一杯の笑顔で交わす言葉の数々。その一つ一つにうれしい気持ち、淋しい気持ち、期待する気持、不安な気持ちが入り混じり、聞く人の心に染み入るように届く。

巣立っていく子どもたちはどちらかといえば不安の方が大きいだろう。
それでも、こんな温かい場所で過ごしたことが、そしてまたいつでもそこで迎えてくれるたくさんの仲間がいることが彼らの背中を後押しして、新しい世界へ大きく羽ばたけるだろうと思った。

その会の終わりに巣立っていく子どもたちがみんなで歌ってくれたGReeeeNの『遥か』。
その歌詞を聞いていて、今その時を迎えている子どもたちの気持ちをそのまま現わしていて、ほんとにピッタリだと思った。

本当の強さを持っていて、本当の自由を知っていて、本当の愛を信じていて、本当の優しさに満ち溢れた彼らが、本当の自分を見つけることができることを心から願っている。
そして、またいつかどこかで今よりも一回りも二回りも成長した彼らに会えることがとても楽しみだ♪♪
みんな、本当におめでとう!!

-日記

© 2024 NPO Selfish(セルフィッシュ)