成長

あいのり2 セカンドシーズン カンボジア編が終わった。

ミシェルの思いがけない告白と変わって欲しいという願いを聞いて、自分の中で一つの答えを出したタクヤ。
そして選んだリタイヤという道。

正直、好きじゃないタイプの人間だったけど、カンボジアでの仲間との旅を通して、明らかに人間としての成長が見て取れた。
まぁ、最後まで嫌味っぽいところは好きじゃなかったけど…。(笑)

そして、リナの告白。

限りなく恋愛経験‘0’の女の子が恋をして、大好きな人に自分の気持ちを伝える。
そこに要した勇気は半端なく大きなものだったことは想像に難くない。

運命の朝、玉木を待っているときのあの半端ない汗からもその緊張度合は伝わってきた。

個人的に応援していたハセジからの告白を断ったときには、「もったいないなぁ…」と思っていたけど、旅に残って、人を好きなることと人生初の告白という大きな経験をすることができたことは、間違いなくリナの成長につながっただろう。

ただし…。

玉木ファン、もしくは玉木をいいと思っていた人たちには失礼な話になるかもしれないが、リナと玉木が日本に戻ってうまくいき長続きすることはないだろう。
玉木に泣かされて、終わってしまうのがオチのような気がしてならない。

仕方ないことだけど、それはそれでまた、リナの成長につながる財産になることだろう。
まぁ、人の恋愛のことなので、どうでもいい話ではあるのだが…。(笑)

そのカンボジア初のカップル誕生よりもよかったと思えたのが、ミッチェルのいぐへの告白。
このミッチェルの告白は、これまでのあいのり史上でもなかなかないタイプの告白だったというより、これまでにないタイプの愛の形だった気がする。

異性としてのいぐへの愛ももちろんあったのだろうけど、それ以上に大きな人間愛に感じられた。

ミッチェルとの出会いは、いぐがこの先の人生を生きていく中で、相手のこと、そして自分自身のことを信じ、好きになれるようになるために必要だったとても大切な出会いであり、この出会いを通していぐもミッチェルも大きく成長できたんだと思う。

残念ながら、この二人も日本の戻って長続きはしないだろうけど…。(笑)

こと恋愛に関してはちょっと否定的な見方をしてしまった今回の配信分だが、カンボジア編の締めくくりとしてはよかったなっと個人的には思ってる。

こんなことを考えているといつも思うことだが、このあいのりという番組は『恋愛観察バラエティー』と銘うっているが、実際には『人間成長観察バラエティー』だと思っている。

そこに“恋愛”という要素が盛り込まれることで、観るべき観点が明確になると同時に、楽しさが増してくるんだと思いながら見てる。

どんな番組にしても楽しみ方は人それぞれなのに、別にどうでもいいことなんですけどね。(笑)

これでまたしばらくあいのりともお別れかぁ…。

淋しいなぁ……。

-あいのり

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