成績をupするための夏休みの宿題のやり方

さぁ、本格的に夏休みが始まり、教室に来る子どもたちも夏休みの宿題を持ってきます。終業式の数日前から配布されている物も多いため、宿題を早めに済まそうとがんばっている子どもたちの中には夏休み本格的スタートの今日の時点で「〇〇と〇〇のワークは済んだ!!」という子もいます。

さて、この夏休みの宿題のやり方についてですが、夏休みが始まったばかりのこのタイミングで、『こうすれば苦手な教科も含めて、成績をupすることができるようになる夏休みの宿題のやり方』をご紹介します。

特に中学生のみなさん、自分の成績upのためにがんばりたいと思う人は騙されたと思ってやってみてください♪♪笑

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と言っても、決して特別な方法でもないし、すごくシンプルなやり方。単純に夏休みの課題のワークを3回(以上)こなすだけ。

ただ、大切なことは、1回目と2回目には実際のワークには書き込まず、別のノートに書くこと。すわなち、ワークは最後まで白紙のまま残しておくこと。もちろん、わからないことは調べたり、教えてもらったりしながら最低2回通り進めるんです。そして、夏休みの後半から終わりにかけて、夏休み明けの課題テストに向けてテストを受けているつもりで調べたりしないでどんどんワークを進めていき、答え合わせをした後でできていない問題をしっかり理解できるまで勉強し直すんです。

このやり方だと、別にお金をかけて問題集とかを買う必要もないし、せいぜい数冊のノート(もちろん、家にある使い古しの残りノートでいいのでそれがあれば買う必要もなし。)があればできること。

本当なら1度、一通りすれば終わる宿題をあえてやらない。それも2回以上。そして最後に追い込まれてから、真剣に取り組みながらワークを埋めていく。万が一気を抜いたら、夏休みの終わりに宿題が済んでいないなんてことも起こり得るかも…!?!?

このやり方で一番効果があるのは、「そこまでやってでもがんばろう!!」という本人の気持ちだと思っています。

過去にいろんな子どもたち(がんばりたい子、がんばらないといけない子、がんばる気がない子…)にこのやり方を提示してきましたが、実際にこれをやり抜いた子は後にも先にも一人だけ。そして、その子はその夏休みを境に一気に成績が伸びて、高校受験時には見事第一志望校に合格して進学しました。

これをやり遂げた子の中で大きく変わったのは、勉強に取り組む姿勢。やることが明確になったこと、やるべきことの意味が分かったため、その後の勉強に関してはこちらはピンポイントでわからないところを指導するだけ。結局、勉強って子ども自身の気持ちが一番大切なので…。

さぁ、本気で自分の夢を叶えたい、目標を達成したいと思うなら、この夏休みの宿題を自分のためにやってみよう!!

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