67億分の1

この地球上に生まれた尊い命。
生まれた地域、国、人種はもちろん様々違うけど、命の重さに違いはない。
67億分の1の命。
でも、今この瞬間にもその尊い命が失われているという現実。
それも特別な理由があるわけではない。生きていくために必要な水を、食料を手にすることが出来ず、病気になっても医者にかかることも、薬を飲むことも出来ず、命を失わざるを得ないという現実。とても悲しい現実…。
何が違うんだろう?
どうしてこんなに差があるんだろう?
どうしたらみんなが病気や飢えで亡くなることなく、幸せに暮らせることが出来るんだろう?
そんな環境の子供たちに、一体何がしてあげられるんだろう…?
何かを施すことが、困っている人たちを助ける方法だとは思わない。
それよりも、自分たちの力で“生きる力”を育てていくためのお手伝いをすることの方が大切だということもわかっている。
でも、現実を目の前にすると、それが一時的な手助けにしかならないとわかっていても、今出来る何かをしてあげたいと思ってしまう。
かけがえのない命。
67億分の1の命。
すべての人が平等に…なんて言わない。でも、せめて……。
こんなことを言いながら、のうのうと日々を不自由なく生きている自分は一体何なんだろう?
単なる偽善者?
単なるエゴイスト?
自分を見失ってしまいそう……。

-代表者ブログ, あいのり

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