真実の愛

昨日の放送を観て、気分がかなり↓↓して…。
ブログを更新する気になかなかなれず、現在に至る……。
決して、観た後に寝てしまっていたわけではございません。(笑)
“真実の愛”を探すあいのりの旅。
そのあいのりの旅が直面したのが、“真実の愛”のない世界…。
本当に好きな人がいるのに、決してその人と結ばれることのない現実。
そこに自分の意志の入り込む余地はまったくなく、自分を取り巻く人間や環境のみで決められる自分の人生。
たった3・4頭の牛と交換されることで、見も知らぬ人のところへ嫁がなければならない。それも本当の‘お嫁さん’としてではなく、単なる労働力として…。
それじゃあ、白人が奴隷制度によって黒人を労働力として売り買いしていたこととなんら変わりないじゃないか!!黒人たち自らが、自分たちの尊厳を無くしたかのごとく、同じことをしているだけじゃないか!!
なんて言ってみたところで、ギリギリのところで生きているアフリカの現実を知らない、平和な国に生まれ育った人間の、単なるきれいごとに過ぎないのだろうけど…。
あのときのバッケちゃんの哀しそうな顔が忘れられない…。
逃げ場をなくし、どうすることも出来ない、たった十歳の女の子の心…。
いつかは目の前の現実を受け入れなければならない、そんな生き方しか許してもらえないという逃れられない運命…。
“真実の愛”  
どこにあるのだろう……?

-代表者ブログ, あいのり

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