夕方、家庭教師先のMくんの所へ行ったときのこと。
玄関を入って最初に「先生、数学のテスト○○点だったよ♪」とうれしそうな声での結果報告。
部屋に入ってから、ゆっくり答案を見せてもらったけど、テスト前に一緒にがんばった内容のところはほとんど正解といっていいぐらいがんばってた。
「お父さんやお母さんにもちゃんと教えてあげたぁ?」と聞くと、
「うん。普通は成績表しか見せんけぇ、答案を見せることなんかないんだけどね。」とちょっと恥ずかしそうに教えてくれた。
人間は、自分ががんばったことが結果として表れ、自分ががんばったという実感を肌で感じることができれば、それを糧にさらにがんばる力を得ることが出来る。
大人でもそうなんだから、子供たちならなおさらだ。
こういった小さな成功体験が、その子を少しずつ成長させ、やがては大きな力となってくれると信じている。
がんばった後の子供たちのうれしそうな笑顔を見ることは、この仕事をやっていく上での一番の喜び。
まさに先生冥利に尽きるうれしい報告でした
先生冥利につきる