バンコク名物の渋滞がすごいラーマ1世通りから路地を少しだけ入ったところに『ジム・トンプソンの家』があります。
すぐ近くに国立競技場があったり、大きなショッピングセンターがあってものすごくにぎやかなエリアにもかかわらず、この家のまわりはすごく閑静で落ち着いた気分になれる素敵な場所です。
ここでは素敵なものがたくさん見られるのですが、中でも一番すごいなぁ!と思ったのが、この2枚の写真。
1枚目の写真はジム・トンプソンの家のちょうど真ん中辺りを庭から見たところ。2枚目の写真は、その入り口のところをアップで撮ったもの。
特に、2枚目の写真をよぉ~く見てください。入り口の置くに、一体の仏像が置かれているのが分かりますか?
この仏像は、もちろん中に入って近くで見られる物なのですが、外から見たときにちょうど入り口の真ん中に立つように配置されており、それは外から見ると額縁の中にある一枚の絵のような感覚で見られるようにと考えて置いてあるとのこと。そう言われて見ると、ちゃんと見えますよね。
この説明を聞いたときに、あまりの奥深さに感心してしまいました。
バンコクを訪れることがあれば、是非一度ここに行って実際に見てみてください。美術品が好きな人には、特にお薦めです。
ここは、いつ行っても日本語で説明をしてくれるガイドさんがいます。ただし、タイ人なので少し微妙ですが…。
もし可能なら火曜日の午前中に行くのがお薦めです。このときだけは、日本人のボランティアのガイドさんがいるので、より詳しい解説を聞くことができるし、いろんな質問にも答えてくれます。(変わっていなければの話ですが…。)
都会の喧騒の中で、ホッと一息つける素敵な空間。タイシルクの原点がここにあります。
タイの歴史を知る上でも、いい勉強が出来ますよ♪♪