戦場にかける橋

タイ西部、ミャンマーとの国境近くにある町カンチャナブリー。
この町にある観光名所の一つであるクウェー川鉄橋が、映画「戦場にかける橋」で一躍有名になった橋だ。
在タイ中に何度かここを訪れようと試みたものの、なかなかその機会に恵まれず、結局この場所を訪れることができないままの帰国となってしまった…。
数日前、テレビでこの映画「戦場にかける橋」が放映され、仕事の関係で観れなかったこの映画を今日やっと見ることが出来た。
アジア諸国の多くの国が、戦争によって植民地支配を受けた経験を持つ中で、他国からの植民地支配を受けることなく今日に至っている国は日本とタイだけ。
でもその両国においても、戦争の傷跡は国のあちこちで見られる。
戦争は世界中で起こった過去の悲惨な事実。
もちろん、今現在も戦時下の国もある。
後世に正しく語り継ぎ、そんな悲惨な経験をもう二度とすることのないようにしていかなくてはいけないこと。
でも、その事実をきちんと知るためにその地を訪れてみることは大切なことだと思うが、やっぱり正直ツライ…。
今までも戦争に関連したいろんな場所を訪れてきて、その度にそう感じてきた。
映画を観て、自分が思っていた以上に過酷な現実がそこにあったことを知った。
もちろん、映画なのですべてが現実と同じということではないだろうが…。
カンチャナブリー。
機会があれば是非一度訪れてみたいと思う。

-代表者ブログ, タイの思い出

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