アラビアに伝わることわざとして、こんな言葉が紹介されていました。
何かをしたい者は手段を見つけ、
何もしたくない者は言い訳を見つける
今日の夕方、教室にて保護者の方の相談を受けていました。この言葉は、その時の保護者の方の相談内容にすごく当てはまります。
勉強をしたくないと思っている子は、何かしらの“言い訳”を見つけようとし、何とかしてその場を逃れる術を探します。その子も、やりたくないこと、自分がなやらなければいけないことをやっていないことを認めようとせず、やらなくていい“言い訳”を探しますが、結局それは自分本位の勝手な解釈からくる“言い訳”に過ぎず、単なるその場しのぎの逃げにしかなりません。
それをどう伝えるか?大人は思案しますが、実のところ、そのことは当の本人が一番よくわかっているはず。ただ、それをどうすればいいかがわからないだけだろうから、いろんな気付きのきっかけを用意して、それを認める勇気、そこから抜け出す方法を自分自身で見つけるためのお手伝いをするだけ。
自分も子どもの頃を思い出してみると「そうだったなぁ…」って思うし、子どもたちはみんなそんなもの。
だから、“言い訳”探しじゃなく、“手段”探しをして、自分の道を切り拓ける子どもたちへと成長できるように、保護者の方々と力を合わせながら、しっかり支え、応援していきたいと思います☆