僕の中で、倉本聰さんと言えば『北の国から』。テレビでの放映当時、そのドラマの伝えるメッセージの深さまではよくわからないままではあったものの、好きなどらもとして観た記憶がある。もちろん、その後に放映されたスペシャルドラマなどもすべて観た。
偶然見た物の中に、その倉本聰さんが主宰されていた富良野塾の起草文が掲載されているのを読み、感銘を受けるとともに深く考えさせられました。
あなたは文明に麻痺していませんか
石油と水はどっちが大事ですか
車と足はどっちが大事ですか
知識と知恵はどっちが大事ですか
批評と創造はどっちが大事ですか
理屈と行動どっちがが大事ですか
あなたは感動を忘れていませんか
あなたは結局何のかのと云いながら
わが世の春を謳歌してませんか
(※写真、本文とも『富良野GROUP』HPより引用させていただきました。)
決して痛烈に批判しているわけではない。
でも、身の回りにあり、人々が普通に接している物や言葉。こうして並べられると、それらすべてが対極の位置にあるものであり、そのどちらもをあまり深く考えることなく使っているもの。
それを「どっちが大事ですか」と問いかけられ、ハッと何かに気付かされた気がする…。
北海道富良野市。
ドラマを好きで観ていた人間としては、チャンスがあれば一度は訪れてみたいと思っていた場所。
この言葉に出会い、改めて「訪れてみたい」という気持ちを強くしました。
今度は北海道への旅を考えなきゃ♪♪笑