「おいおい、漢字間違えてるよ!!先生、大丈夫???」
と、ツッコミが聞こえてきそうですが、タイトルの文字は決して間違いではありません。ちゃんと意識してこの字で書いています。
街中のとある車屋さんのショールームの壁に掛けられている額縁の文字。ゆっくり眺めたわけではない(入ったことのない店内の額縁なので…)ので、書かれている詳しい内容はわからないのですが、とにかく題字ともいうべき、この“底変”という言葉がずぅ~っと気になって、見る度にいろいろ頭の中で思いを巡らせていました。
本ブログでも以前にご紹介させていただいたことのある、相田みつをさんの大好きな作品の一つにこんな詩があります。
この詩の中では、『底』と記されていますが、自分の中では『底』=『底辺』だと思って、この詩を捉えています。
『底辺』という言葉は、算数や数学の面積の公式でよく目にする言葉でありますが、そうでない場面で使われる場合、どちらかと言えばマイナスのイメージの方が強い言葉のような気がしてます。
でも、相田さんの詩の中にあるように、『底』こそが大切な戻るべき場所であり、出発地点でもあると考えることができますし、『底』があるからこそ上の世界がある大事な場所であると思います。
その考えと、この“底変”という言葉を合わせて考えたら、自分の“底”すなわち、自分の核となる大切な部分を“変”えないという風に考えることができるなぁ~って思ってから、この“底変”という言葉がとても好きになりました♪♪
人生、いろんなことにチャレンジしながら、全力で前に向いて進んでいく。そんな中で、悩んだり、行き詰まったりした時に自分自身が立ち戻るべき場所となる“底”。それを“変”えずに大切にすることで、ブレずに、また前を向いてがんばることができる自分になれる。
いつもそういう自分でありたい…。