憲法記念日の今日、あちこちで議論される憲法改正について思うこと

5月3日・憲法記念日。

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新聞、テレビなどのマスコミを中心に憲法改正に関するニュースをたくさん目にした。個人的には、「どうしてここまで憲法改正について議論をする必要性があるのか?」という不思議に感じる気持ちが一番強いというのが正直なところだ。

とはいえ、日本国憲法にそんなに精通している訳ではないどころか、大学の一般教養の中で今話題の中心になっている憲法9条と憲法25条を中心に少し学んだ程度なので、さして知識はない。いわゆる、ごく一般的な日本国民の一人に過ぎない。

そんな人間ですら、今、日本国憲法で掲げている平和憲法が世界に類を見ない、優れたものであるということ、そして、それを改正すべき必要性がよくわからない。

日本国民の気持ち

毎日新聞が行なった全国世論調査では、憲法9条について「改正すべきだと思わない」とする人が52%で半数を超え、「改正すべきだと思う」とした27%を大きく上回ったというデータも出ている。これを見ても、多くの日本人が決して肯定的なわけではないというのもわかる。

政治家は国民の代表として、きちんと民意を吸い上げた上で、それに沿った政治を行なって欲しい。とみんな思っているはずなのに、ついつい政党の数の理論やそれに追随する個人が得るべき1票を求めるためのパフォーマンスになっていることに憲法改正以上に、選挙そのもののあるべき姿に疑問を持たずにいられない。本当に国民のことを考え、生活そのものの中で困っている人、手助けを必要としている一人ひとりがその恩恵をきちんと受けられるおようにして欲しい。

憲法記念日の今日、そんなことを考えずにはいられない、選挙権を持つ人間の一人です…。

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