受験シーズン真っ只中。
受験生は、必死になって(るのかなぁ…???)最後の追い込みをしてますが、受験に関係ない子供たちは学年末試験の真っ只中。
というわけで、教室での授業も家庭教師先での勉強も試験対策を中心にやってます。
試験対策の時期は普段やっている教科以外にもやる中で、今日、中2の子供たちとがんばったのは国語の文法。
やれ、用言だの体言だのが出てきて、活用したりしなかったりするし、活用の中にもいろんな種類があって…。
子供たちは完全にパニック状態です。(^_^;)
日本で生活していて、普段特別に意識することなく話している日本語。
普通は、生まれたときから話していて自然に身に付いている言葉なので、その細かい文法を聞かれても理論立てて考えることがとても難しくて…。
説明していても、その言葉を“当たり前”として捉えているから、どうしてそうなるのかということを理解するまでにかなりの説明を要します。
実際、普通に日本語を話している日本人よりも、日本語を本気で勉強している外国人の方が文法には詳しいぐらいで、日本語教師の資格を取る勉強をしているときでも実習中に鋭い質問を受けてかなり参った覚えがあります。
言語を学ぶ上で、自然に習得できるということはとても素晴らしいこと。
でも、やっぱりある程度はきちんとした文法を理解した上で使いこなさないと、いざというときに応用はきかないし、本当の意味で正しい日本語を話しているとも言い難い。
特に外国人は「日本人=日本語が分かる」と思っているから、知りたいことは平気でどんどん質問してくるし、そのときに答えられないと本当に恥ずかしい思いをします。
そんなことを偉そうに言っていても、自分がきちんと文法を理解していて全部分かってるわけじゃないんですけどね…。(T_T)
子供たちにとってもすごく難しくて大変な文法なんだけど、いざ試験を受けるということで考えると、国語の試験においては漢字や知識系の問題同様、確実に点数を稼げるジャンルであることは間違いないので、試験に向けては味方にしておくことが大切。
試験前に「試験範囲に入っているからやらなきゃ…」じゃなくて、普段の余裕あるときから少しずつやっておくことが大切。
もちろん、これは国語の文法だけに限ったことではなく、すべての勉強に言えること。
エッ、それができるんなら苦労しないって!?!?
その通りなんですけどね…。(苦笑)
日本語の文法