集中講義を終えて…

今日で、予定されていたすべての集中講義が無事(!?)終了しました。
今回行なわれた集中講義は、『病弱者教育課程・指導法』『視覚障害者教育論』『聴覚障害者教育論』『重度・重複障害者教育論』といった様々な障害や病気ごとの専門的な内容。
正直なところ、そんなに興味関心を持っていた分野ではなかったし、どちらかと言えば自分にはあまり縁のない分野だと思っていたのですが…。
それぞれの分野の歴史や現状、そこでがんばっている子供たちの様子を教えてもらい、いかに今までの自分がその分野の子供たちから目を背けてきていたのか、見ようとしていなかったのかということに気付いたとき、かなりの衝撃を受けました。
それぞれの分野で専門的にがんばられている先生方の努力、そしてなにより子供たち自身の苦悩と努力。
生きているということ、そしてみんな平等に教育を受ける権利があるということを改めて考えさせられました。
特に、今日の『病弱者教育課程・指導法』の最後の講義の中でテキストに書かれていた言葉。
子供はどこにいても成長すべき存在なのです。
まさにその通りだと思いました。
子供たちのおかれている環境や状況はそれぞれ違う。
でも、すべての子供は他の誰でもないその子自身。そこに、元気な子も病気の子も障害の子も関係ないということ。
この地球上にたった一人しかないその子自身の物語の“主人公”。
そんな子供たちが、いつも笑顔で楽しい毎日が送れるようにするためのお手伝いをするのが先生の仕事。
改めてこの仕事が好きになりました。
また自分自身の中で何かが変わりそうです。
自分のすべきこと。自分に出来ること。
もっともっと考えて、探していきたいと思う。
子供たちと一緒に成長するという、終わりのない旅をしっかり楽しもうっと♪

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