「まだその時期じゃない」
「環境が整っていない」
とリスクばかり強調する人がいるが、環境が整っていないことは逆説的に言えば、非常にいい環境だと言える。
リスクの大きさはその価値を表しているのだと思えば、
それだけやりがいが大きい。
― 羽生善治 -
人生においても、ビジネスにおいてもできうることならばリスク回避したいもの。特に自分自身が弱気になっているときは、何かとやらないための理由をつけてその場に止まろうとしてしまう。
そんなときこそ、そんなところにこそチャンスがある。本当に強い人たちはそう考え、それを実践して前に進み、結果を残してきているのだろう。
たしかにその場に止まっていては何も始まらない。だから何の変化も起こらない。アクションを起こすからこそ、変化が生じ、いろんなことが見えてくる。それは大きな可能性かもしれないし、新たなリスクかもしれない。でも、そのどちらであったとしても、何かが見えてくるからこそ、また次なる一手を考える指針になってくれることは間違いない。
ここしばらく、次のステップに進みたいと思う自分と、その一歩を踏む出すことを躊躇している自分がいて頭の中で格闘中。
羽生さんのこの言葉に偉大な人と凡人との器の違いを思い知らされる…。