生徒の保護者から1通のメールが届きました。なかなか学校に足が向かなかった子が、最近少しずつ学校に行って過ごせる時間が増えてきたこと。そして、今日、自分の力で学校に行き、一日を過ごしてきたと…。
送られてきたメールの一文字一文字に、本人のがんばりと保護者の方の喜びとがいっぱい詰まっていて、メールをもらったこっちもとてもうれしい気持ちでいっぱいになりました。
さらにそのメールには、本人が次の目標に向かってがんばるという決意を話してくれたということも書かれていました。
これまで止まっていた時間が、少しずつ、少しずつ動き始めました。。。
動き始めたということは、新しく自分が見つけた道を、また少しずつ前に進み始めたということ。だから、止まっていた間には決してつまずくことはなかったけど、きっとまた道に落ちている石ころにつまずくこともある。人生にはまっすぐで平坦な道なんかどこにもなくて、石ころがいっぱいの道ばかりだから…。
止まっている間はそんな心配もなかったから、まわりも焦らず、ゆっくり待つことができる。でも、少しずつ前に進め出したら、ついつい期待が大きくなり、本人もまわりも焦ってしまうこともあるけど、そんな必要はまったくなし。急ぐと余計に石ころにつまづいちゃうよ。
そんな時こそ、これまで以上に焦らず、ゆっくり。。。