連日ニュースをにぎわしている尖閣諸島問題。
その尖閣問題のビデオ流出に関して、神戸海保の職員が自分がやったと名乗り出た。
検察が動き、関連書類の押収も行われたことでもう観念したのか、それとも最後まで自分自身の正義を貫こうとしたのかの真意に関してはわかりかねるが…。
ただ、個人的には、この人がしていることは本当に逮捕に相当するようなことなのだろうか?と思えて仕方ない。
そもそも、今回のビデオが極秘とされていること自体が問題なのではないのか?
そう考えている人が多いからこそ、流出させたとされる海保の職員が逮捕されたという事実を受け、海上保安庁に激励のメールや電話が寄せられていることからもわかる。
公務員の服務規定とか、情報漏洩の責任なんて言葉で片付けることは簡単だ。
でも、本質はもっともっと深いところにあり、本当に出すべき答えをきちんと出せないようでは日本という国に明るい未来はない気がする…。
正しいことだけが、ルールを守ることだけが、本当に正しいことなのか?
決められた枠の外に正義があってはいけないのか?
決まり切った枠の中で生きられない人間としては、決してそうは思えないし、そう思いたくもない。
この海保の職員は罰せられるべきなのか?
本当に罰せられるべきは誰なのか?
本当の答えが欲しい。