あるニュースを見てちょっと驚いた。
皇太子の娘、愛子さんが学校へ行けていないという報道。
相手が皇族のことだけに言葉も慎重になるだろうから使わないだろうと思いながら読み進めた記事の中に『不登校』の文字も見られた。
たしかに理由はどうあれ、児童・生徒が学校に行けていない状態を『不登校』というのだから当たり前の話だが、子どもたちがいろんな理由で学校へ行けないという問題がこんなところまで波及しているのかと驚かずにはいられなかった。
だって、学習院といえば、通っている子どもたちというかご家庭はいいとこの人たちばかりだろうから、こういった問題とは無縁の世界だと思っていたから…。
これまたこんな問題が起こったらいつものことだが、宮内庁側の発表と学習院側との発表にはズレがあり、一体どちらが真実なのかはハッキリしない。
それでも、どんな内容であったのか、大きいか小さいかの問題ではなく、そこに何らかの原因があったことだけは事実。
子どもたちは本当に繊細だから、大人が「こんなことぐらいで…」と思うような些細なことでも原因となり、そこから大きな問題に派生することもよくある。
学校に行けない子どもたちにはその子なりの理由がちゃんとあり、その苦しみの中で一番戦っているのはもちろん子どもたち自身だ。
周囲の大人たちはそういった環境を少しでも改善し、子どもたちが安心して学校へ行ける環境を作ること、そして子どもたちが学校に行きたくなるような環境を整えなければいけないと思う。
ただ学校へ行くことだけが正しいとは思わないし、それがすべてとは思わない。
それでも、学校で学べるたくさんのことを学ぶ権利がある子どもたちには、その時にしかできないたくさんの経験をしながらたくさんのことを学び、身に付けてもらいたいと思う。
子どもたちには、子どもらしく、楽しくのびのびと元気に育って欲しい☆
学校に行けない…