子どもたちにとって、ある意味、一番難しいところだろう。
この時期、学校や園などでは運動会が開催されるところが多く、そのために練習や準備をがんばっている子どもたちと先生方。練習場面然り、もちろん、本番然りで、子どもたちのモチベーションをどう維持するかは指導する側の先生としても大きな課題。
最後までがんばるというモチベーションが維持しきれない子たちが、練習の途中で崩れてしまって、最後までみんなと一緒にがんばれなかったり、せっかくがんばって覚えてる動きを出し切れなかったりと、残念な場面がたくさん見られます。
それは、こういった行事等の場面だけでみられる話ではなく、子どもたちの学習場面でも同じことが言えます。
受験生という立ち場の受験日までというリミットがハッキリとしている子どもたちですらなかなかモチベーションの維持は難しく、がんばる気持ちが上がったり、下がったりしながらの中でなんとかがんばれているというか、がんばり切れていないような状況になってしまいがちなのに、短期スパンの中で、そういった明確な目標がない子たちともなると、もっと難しい。
「何に対してモチベーションを保てばいいの?」
って子どもたちの心の声まで聞こえてきそうです。
大人ですら決して簡単ではないモチベーションの維持。子どもたちにそこを意識させたり、維持させたりするのはとても大変なことであると同時に、子どもたちに身に付けさせたい力としての大きな課題。
こればかりは、学習場面や何かの特殊な場面だけでどうにかする話じゃなくて、日頃の生活の中でしっかり意識しながら子どもたちに身に付けていくことが必要だと思います。
がんばれ、子どもたち!!
がんばれ、そんな子どもたちを支える大人たち!!