このエピソードは、以前にもどこかで書いたことある気がしますが…。
大学4年生の時の就職活動中、ある会社の人事部長さんに言われた自分の性格。
「君はサメだね。一つの場所にじっとしておくことができないだろ?サメはえらが進化していないから、泳ぐことでえらから水を取り込み、酸素を得ている。だから止まっちゃうと死んじゃうんだよ。」
就職試験の中で受けた性格検査の結果と、短い時間の面接の中で見抜かれ、こう表現された。見事に言い当てられた気がした。ただ、最初にその話を聞いたときには、思わず「私の性格が攻撃的ってことですか?」と聞き返しましたが…。笑
なぜこんなエピソードを書いてるかというと、最近、こんな言葉に出会いました。
元イギリスの首相、ウィンストン・チャーチルの言葉。
成功があがりでもないが、
失敗が終わりでもない。
肝心なのは、続ける勇気である。
(ウィンストン・チャーチル)
人生において訪れる、挑戦を求められる場面。
それは人それぞれ違うが、例えばそれは、今、受験生と呼ばれる人々が直面している受験であったり、結果を求められている仕事だったり、これまでに挑んだことのない新たな世界への旅立ちだったり…。
一つの挑戦があれば、その後には必ず“成功”or“失敗”といった一つの結果が訪れる。
この言葉が伝えてくれているものは、“成功”という結果も、“失敗”という結果も決して人生における終焉ではないということ。それらはすべて、人生において起こる数え切れないたくさんの事象の結果の一つに過ぎない。言い換えれば、単なる通過点に過ぎないということ。
だからと言って、常に立ち止まることなく前に進め!!と言っているのではない。それができるような強い人間はほんの一握りいるかいないかだろう。結果を受けて、立ち止まったり、座り込んだりすることがあってもいいと思う。
ただ、そこにずっととどまるのではなく、再び立ち上がって前に進む勇気を持って欲しいということ。そうすれば、そこは必ず、単なる通過点の一つになる。
自分自身の人生、これまでもそうだったが、これからもその気持ちを忘れずに、常にいろんなことに挑戦していきたい。
子どもたちにもみんな、そんな気持ちをもってがんばって欲しい。
そんなことを感じた、素敵な言葉との出会い。。。