負の世界遺産より

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7月に入り、暑さが増す一方ですが、皆さん体調崩されていませんか?

ポーランドシリーズのブログも、今日はようやく本題に入りたいと思います。

僕がこの旅で最も訪れたかった地が、アウシュビッツです。
きっと、この地についてご存知の方も多いと思いますが、第二次世界大戦中に、ヒトラー率いるナチスドイツによってユダヤ人排除を目的に作られた強制収容所です。ここは、広島の原爆ドーム同様に、二度と同じ過ちを犯してはならないという意味も込めて、負の世界遺産となっています。
最近は◯◯ファーストという言葉をよく耳にしますが、このナチ政権では、ヒトラー自身がアーリア人で、「アーリア人第一主義」を政策として打ち出しました。ただ、これは他の人種を国から排除しようというかなり歪んだものでした。
特に排除の標的となったのが、ユダヤ人です。
なぜそうなったのかは、様々な諸説がありますが、最たる根底には、ヒトラーが子ども時代にユダヤ人の友達にイジメを受けた経験が「仕返し」という形で結びつけられたとも言われています。

とはいえ、単に国から追い出すだけの排除ではなく、「絶滅」を目指していたのですから、常識では考えられません。

しかし、皆さんご存知の通り、それを実行してしまったのです。

このアウシュビッツを始め、ビルケナウや、その他の地に複数の収容所を作り、ユダヤ人というだけで、強制連行され、労働に使えるか選別をされます。女性や子ども、老人達は無条件に金品や持ち物を没収され、衣服も奪われ、髪も剃られ、直ぐにガス室に送られ、即刻命を奪われました。
また、労働に使われる男性も、一日少量の食事(水で溶いたトウモロコシの皮入りスープのような粗末なもの等)で15時間以上重労働をさせられるので、遅かれ早かれ命を奪われるシナリオが待っていたのです。

「働けば自由になる」という文言を掲げてあるアウシュビッツ入り口の写真です。実際の内部事情は全く違うものでした。

これは、我々がいる地球上で実際に起きていたことなのです。
しかも、ほんの七十数年前に・・・。

次回はアウシュビッツ内を訪れて、僕自身が肌で感じたことをお伝えしようと思います。
つづく・・・。

福尾

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