薩長同盟

日本という国が大きく舵を切るきっかけとなったこの同盟。
坂本龍馬が成した功績の中でも最も大きいものの一つ。
今日のドラマの中で、この大きな同盟成立が描かれていた。
不倶戴天ともいうべき薩摩と長州を結びつけるという奇想天外な発想。
あの時代を生きていた多くの人の中で、そんな発想を持ち得たのは坂本龍馬だけではなかったかもしれない。
でも、いくらその発想を持ち得たとしても、それを成し得なければその発想は無きに等しい。
それに、改めて思うことは、坂本龍馬のすごさとともに、その坂本龍馬を信じ切って同盟成立に踏み切るという英断を行なった西郷隆盛、桂小五郎という両名のすごさだ。
紆余曲折はあったものの、自分一人の判断で行動できる脱藩浪士の坂本龍馬と違い、各藩の命運を背負って自分たちの藩をまとめ上げ同盟を成立させたこの二人の力も計り知れない。
もちろん、この3人だけでなし得た功績ではないだろうが、やっぱりすごいって思ってしまう。
人の好き嫌いが激しい自分に置き換えて考えると余計にそのすごさが分かる。
一度憎んだ相手を受け入れ、信じ、共に手を取って前に進むことなんて到底できそうもないもので…。(苦笑)
それができる人を、本当にすごいなって思うから。
『昨日の敵は今日の友』。
そんな大きな心を持てる人間になりたいものだ。
いよいよ龍馬伝も佳境に入ってくる。
新しい時代の幕開けをじっくり堪能したいと思います。

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