定期考査の結果

今日は中学1・2年生の授業。
教室に来た子どもたちから、今回の定期考査の成績に関する報告が…。
自分から報告してくれる子、こちらが聞くと教えてくれる子、聞いても教えてくれない子等様々。
本人が言いたくないと思ってるのを無理に聞くことはしないし、こちらは1回のテストの結果をそれほど重要視しているわけではないので、成績が聞けなければ聞けないで全然問題なしです。
一人ひとり、それぞれに合わせてこちらが考えていた目標はほとんどの子がクリアしてくれていたのはいいのですが、中にはこちらの想定以上にいい結果だった子がいて…。
こちらとしては、今回はそこまでの成績アップを期待していなかったというか、今回の考査ではそこまでの成績を予定してなかったのです。
もちろん、いい成績をとれたこと自体はとてもうれしいことだし、本人もがんばったことは間違いない中で今回の結果を喜んでくれていたのでいいことだと思っています。
これをいい意味での自信につなげてくれたらいいとも思っています。
ただ、いくら本人もがんばったとは言え、今回はまだまだ本人のがんばりだけで得られた結果ではないので、あまりにも簡単に結果に結びついてしまうと「こんなもんか。」って勉強することを軽く考えたり、今回の成績を自信ではなく過信してしまわないかというのが心配で…。
そういう意味で、今回は次に向けての下地作りとしてとらえていて、勉強の仕方やポイント、取り組む姿勢や考え方をしっかり学んでもらった上である程度の成績アップに止め、本当の意味での成績アップは、もうしばらく時間をかけてじっくり実力を養った上で、次回以降のテストで結果が出ればいいと考えていたのです。
いい結果が出てこんなことを言っていると贅沢な話のように聞こえますが、本当の意味で子どもたちにきちんとした力をつけていくためにはとても大切なことだと考えているので…。
次に向けて、少し修正を加えながら、またそれぞれの新たな目標設定をして、一緒にがんばっていきたいと思っています。
目標設定と言えば、今回子どもたちの反応の中ですごくうれしかったことは、それぞれの子が少しずつだけど自分なりに次に向けて自分の目標を設定し、それを口に出して言ってくれたこと。
今までにはない傾向だったので、それを聞いたときが一番うれしかった!!
反省することも大事だけど、それ以上に前を向いてがんばることが大事だからね。
少しずつだけど、みんなちゃんと成長してくれている。
それを感じることができ、とても幸せな気分でいっぱいです♪♪

-授業風景

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