他人に頼りすぎ!!

11月の終わりから12月の初めにかけては定期考査の時期。
毎度毎度のことながら、定期考査の時期になると何となく気ぜわしく、いつもより少しバタバタします。
試験を受ける当の本人たちは、あまりにも落ち着いているのに…(苦笑)
さすがに高校組の子どもたちは付き合いも長いし、自分がすべきことをきちんと理解してやってくれているので放っておいていいし、ある意味安心して見ていられますが、中学生組が…。
定期考査を受けること自体がまるで他人事みたい。
「他の人が持ってくると思った。」みたいな感じで試験範囲すら持って来ない子、自分から何かをしようともせず、「先生が何とかしてくれるわ。」って感じで完全に待ち受け状態の子。
「他人に頼りすぎ!!」
「誰が試験を受けると思ってるんだ!!」
って怒りたくなります。
なんて、まるで怒らずに心の中で思ってただけみたいな書き方してますが、しっかり怒っておきました。
ここまでストレートではなく、少しは柔らかい表現にはしておきましたが…。(笑)
子どもたちをお預かりしていて、テストで結果を出すためだけに、すべてのことを手取り足取り教える気なんてサラサラありません。
やらなきゃいけないことや、そのやり方はきちんと伝えます。
必要があれば、何度でも伝えます。
でも、その先は子どもたち自身に投げかけて、子どもたち自身のがんばりに期待します。
そして、じっと待つだけです。
他人に頼り切るんじゃなく、自分でがんばって何かを成し遂げたとき、初めてそれが自信につながり、子どもたちを大きく成長させてくれます。
そのために一番大事なことは、自分自身でがんばるというごく当たり前のことだけ。
そのことを口を酸っぱくして言い続けます。
今日も2時間の授業中に、一体何回言ったことか…。(笑)
子どもたちに勘違いして欲しくないのは、他人に頼ることがダメなんじゃなくて、頼り過ぎることがダメだということ。
まずは自分でがんばるところから始めよう!!

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