たった一人のための無言のエール

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ネットでいろんな情報を見ている中で、すごく心を打たれるエピソードに出会ったのでご紹介。

その話の主人公は、少しでもサッカーのことがわかる人なら誰でも知っている、日本サッカー界のキングこと三浦知良選手。そのキング・カズがある試合でピッチに立った際に、突然の坊主頭、眉毛も剃った姿で現れ、マスコミには『キングご乱心』とまで書かれた話の真相。ネットで掲載されていた記事内容を引用させていただきます。

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とある小児病棟に慰問に行った時の三浦知良選手のお話です。

普段湿りがちな、入院中の子供達や看護師さん達に大歓迎を受け、カズさんはリフティングを披露して大歓声を受けていました。ただ、明らかにその輪に加わらないスキンヘッドの女の子がいました。ふとした拍子に、その子の姿がカズさんの視野に入りました。

カズさんが話しかけましたが、その子は、サッカーに興味が無いと言い残し、車椅子で病室に去って行ったのです。看護師さんに聞くと、その子は白血病で抗ガン剤の副作用から、髪の毛や眉毛が抜け落ちて、それから誰にも心を開かなくなったのだといいます。

しかしカズさんは見逃していませんでした。その子が去ってゆくとき、小さな紙切れのようなものを落として行ったのです。カズさんがその紙切れを見ると、こう書いてありました。「試合いつもテレビで見ています。頑張ってください」

そうなんだ。きっと恥ずかしかったんだな。カズさんは、そう思いました。そして、看護師さんに一枚の色紙を託しました。その子へのメッセージです。

色紙にはこう書いてありました。「絶対に何があってもあきらめない」

次の試合のことです。ピッチに立ったカズさんの姿を見て、みんながどよめきました。チームメイトやサポーターから大爆笑や野次がおこりました。新聞記者はこぞってこう書いたのです。「キングご乱心」そこにはクリクリ坊主で眉毛も剃ったキングカズの姿があったのです。その時には誰も知らない、少女のためだけの、カズさんによるピッチでのパフォーマンスだったのです。

他の誰にもわかってもらえなくてもいい、伝わらなくてもいい、ただ一人、君だけに伝えたい。。。

言葉にすることなく、ただ黙ってその姿で送る大きな、大きなエール。

テレビの画面を通して見るその姿に、この少女がどれだけの勇気と希望をもらったかは計り知れないものがあります。そして、それは、後でその真実を知った我々にも大きな感動と優しい気持ちを届けてくれるキング・カズのエピソード。48歳にして現役を貫く永遠のサッカー小僧にしてキングのキングたるゆえんを垣間見た気がします。

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