鍵穴の滑りが悪い時の裏ワザ

道路わきにある建物の玄関の鍵穴は砂埃などが入りやすいため、汚れ等が原因で鍵の抜き差しや鍵を回すときの滑りが悪くなりやすい。以前、教室の鍵がそうなったときに専門家に来てもらって対応してもらうと見事によくなった。が、時間の経過とともにまた…。

当初、素人考えで機械用の潤滑スプレーを使ったらいいんじゃないの?と思ったけど、絶対にしないでくださいと注意された。滑り以上に大切なことは鍵自体や鍵穴の中に溜まっている汚れ等を取り去ることであり、逆に汚れている状態で潤滑油等を迂闊に使ってしまうと、中の汚れなどを固めてしまうことになり、もっと酷い状態になるそうだ。

最近また調子が悪くなっていたところへ、今日、ちょうど住宅メーカーのメンテナンスで担当者が来たため、早急な専門家への対応を依頼しました。すると、その場で専門家への緊急対処法を確認してくれて教えてもらった裏ワザがコレ!!

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なんと、意外にもどこのご家庭にでもあるであろう鉛筆を使うことで見事に問題解決♪♪(あくまで応急処置ですが…)

鉛筆に含まれている黒鉛が潤滑剤の代わりになり、滑りがよくなるのだそうです。その上、鉛筆には市販の潤滑剤のように鍵に悪影響を及ぼす可能性のある成分は含まれていないため、その後のトラブルにはなりにくいため安心して使えるとのこと。というより、そもそもの鍵穴の潤滑剤は黒鉛なんだそうです。ポイントとしては、HやHBといった薄い鉛筆より、2Bや4B(今回は教室にあった6Bを使用)といった色の濃い鉛筆の方が黒鉛の含有量が多いため効果が高いそうです。

今回は最近使用されることが多くなっているディンプルキーの鍵だったため、削られている穴の中に塗り込むような形で対応しましたが、昔からよく使われている刻み型の鍵でも、削ってある部位に鉛筆をぬり込むことで同じ効果を得られるそうです。

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知っておくとちょっと困ったときに役に立ってくれそうな裏ワザ。

教えてもらったことをうれしそうにお披露目させてもらいました♪♪笑

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