将来は有名な書家になるかも!?!?笑

本日の午後は、少し仕事を離れて、甥っ子・響と姪っ子・恋楓の夏休みの宿題のお手伝いに時間を費やしてきました。

課題は習字。こればかりは同じ夏休みの宿題と異なり、提出期限が今週の木曜日らしく、現時点で少々切羽詰まった感の中での取り組みとなりました。

小3の響の課題は『山びこ』、小2の恋楓の課題は『まつり』。習字や硬筆といった習い事をしていない二人がいきなり筆を持って書く(小3の響は学校の授業で少し習っている程度…)わけなので、二人同時なんてのはとんでもない話なので一人ずつ、マンツーマンで作品を仕上げていきます。

「どっちからする?」と聞いたら、「ハイ!!」と元気よく手を挙げて恋楓が先にスタート。練習の紙で何度か練習をして、清書用の紙も購入してあった20枚すべてをコツコツがんばって書き上げ、その中から提出用の作品を選びました。

続いて響。こちらは練習する気はまったくなく、いきなり清書用の紙でスタート。それも恋楓と同じ20枚購入してあったにも関わらず、10枚ちょっと書いた時点で終了。というか、もう飽きちゃって書く気なし。ただ、思っていた以上に出来がよく、その時点で十分提出できる作品が書けていたので、こちらとしてもこれ以上無理強いしても…と思ってこちらも終了。

すると…。

意外にも出来の良かった響が褒められている様子を見ていた恋楓の負けず嫌いの性格に火が点いて、響が残した清書用の紙を使って再びチャレンジ。すると、先に書いた時より、モチベーションが高くなっている分、作品も格段に良くなり、すでにできていた提出用作品を越えるものを書き上げて、こちらは二度目の終了。

まさにうさぎとかめのうさぎのような響とかめのような恋楓ですが、お互いがいい刺激になってよくがんばったと思います☆

実はこの話はここで終わらなくて…。

そんなお兄ちゃんとお姉ちゃんの様子を見ていた末っ子の天音(4歳児)が「こんどはぼく!!」と道具の前に座って動かないんです。実はこれにはその前の話があり、同じことをやりたくて仕方ない天音が宿題を仕上げるには少々邪魔だったので、「一番・恋楓、二番・響、三番・天音ね。」と言って納得させた上でその場から遠ざけ、別の部屋でゲームをさせていたのです。二人が書き終わったときにはすっかりゲームに夢中だったので、こちらはてっきりもう忘れていると思っていたら、終わった途端にゲームを止めてさっさと下の階に降りてきたのです。

ここまでがんばる気持ちを持ち、なおかつ約束を守って邪魔をすることなく順番待ちをしていたので「よし、じゃあ今度は天音の番ね。」といって少しだけ書くことにしました。

普段、鉛筆やクレヨンなどで少し落書き程度に字を書くことはあっても、筆を使って墨で字を書くなんてもちろん初めてのこと。自分の名前を書いてみようということで「お手本書いてあげようか?」というと「お手本なんていらない!!」といって、半紙にさっさと『あまね』と自分の名前を何度も何度も書くんです。「じゃあ、今度はこれ書いてみて!!」とお父さんの名前を書いてお手本にすると、お手本を横目に見ながら一発で書き上げてくれました。

その作品がこれ!!

20150727001

この6文字、どの字にも筆を回して書かなきゃいけない"〇"の部分があったりして比較的難しい運筆の字ばかりなのに、それをスラスラと書くのにちょっとビックリ!!書道のコメント風にいうと、「筆を持って紙に向かってから、一切の迷いなしで一気に書き上げる。勢いがありますねぇ~。」って感じですか?

もちろん、何もわからずただ楽しんで書いているだけなのですが、ある意味、3人の中で一番センスを感じました♪♪このまま大成すれば、将来は有名な書家になるかも!?!?笑

親バカならぬ伯父バカですが…。^^;

3人のおかげでとっても楽しいひとときでした♡

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