苦手意識

子供たちの勉強の大きな大きな妨げになっているもの、それが“苦手意識”。
「だって小学校の算数の時からわかんないんだもん…」「分数や少数の計算は苦手だから…」と言って、最初から手をつけようともせずに諦めモード…。
挙句の果てに「どうせオレはバカだからいいんだよ…」なんてことを言う奴まで出てくる始末。
誰が勝手に自分の限界を決めてるの?
小学校のときに出来なかったからって、どうして中学生になった今でも出来ないって決めちゃうの?
トコトンまでがんばってみてその答えを導き出したの?
小学生と中学生では自ずと理解力も計算力も変わってきているはず。
だったら、もし小学生のときに出来ていなかったとしても、今の君たちの力を持ってすれば絶対身に付けることは出来るんだよ。
出来るようになるまでいくらでも付き合ってあげるからがんばってみようよ。
自分で勝手に自分の限界を決めて、自分の可能性を否定しちゃダメだよ!!
内容としての勉強の前に、まずは“苦手意識”という『壁』を取り除く作業から始めなければいけない。
そこが肝心で、それをせずに無理矢理前に進もうとしてもそれは無理。
ということは、やっぱり子供たちに勉強を教えていく上で大切なことは、一人一人の状態をきちんと把握し、勉強そのものの内容を教える以上に、しっかりと“心”を支えてあげること。
何度聞いてもいい。
どれだけ間違えてもいい。
いくら時間がかかってもいい。
自分が出来るようになるまで、ちゃんとそばで見守ってくれる人がいるんだということをしっかり感じてもらい、安心して取り組める環境を整えてあげる。
そのことを感じて、何かのきっかけをつかんだ子は、まるで羽が生えて大空へ飛び立つかのようにどんどん成長していく。
子供たちのそんな姿が見たいから…。
子供たちの喜ぶ笑顔が見たいから…。
それが自分自身の“元気の素”だから…。
自分自身が成長することで、子供たちの成長のお手伝いが出来る。
子供たちが成長することで、こちらも一緒に成長させてもらえることが出来る。
“先生”って、そんな素敵な仕事。
さぁ、がんばって、どんどん“苦手意識”という『壁』をぶちこわしていきますよ♪♪(^^)v(笑)

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