相田みつを(16)


自分自身が成長していくための大切な『肥料』。
植物や野菜でも、大きく、強く育てようと思ったら『肥料』が必要。
人間の成長を考えたとき、本当の意味でその人の『肥料』となるものは、“楽しみ”や“喜び”ではなく、“苦しみ”や“悲しみ”なのかもしれない…。
そんな『肥料』が、自分自身を大きく、そして強く成長させてくれているんだと思う。
この作品の中で相田さんは、「あのときの…」という言葉で、過去のたくさんの『肥料』が今の自分自身を作り上げてくれていると教えてくれています。
というこは…。
今の自分のまわりにあるたくさんの“苦しみ”や“悲しみ”は、これから未来(さき)の自分自身を大きく、そして強く成長させるための大事な大事な『肥料』になってくれるってことですよね?
どんなに大切にしている‘今’というこの瞬間も、1秒後には‘過去’という自分の通過点に変わる。
そのたくさんの‘過去’の積み重ねが、‘今’の自分を生み出し、育て、励ましてくれる。
自分自身の大事な大事な『肥料』として…。

-代表者ブログ, 相田みつを

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