柔らかい頭を持ちましょう♪6

頭の体操第六弾です。
中学3年生が受験に向けてがんばっているこの時期に、受験生に向けてのメッセージの意味も込めて『発想の転換』をテーマにしてみました。
物事の見方・考え方は一つじゃない。
方向を変えてみたり、逆転の発想をすることで導き出せる答えもある。
これぞ“頭の柔軟性”。
みなさんもどんどん鍛えていきましょう♪♪
〈問1〉
国境紛争をしているA国とB国がある。いま、A国のスパイが国境を越えてB国へ入ろうとしたが、見張りが厳しくて越境できない。そこで地下道を掘って侵入しようと企てた。
しかし、この案もたちまち行き詰ってしまった。掘り出した土が増えるにつれ、敵の偵察機にそれが発見されそうな気配になってきたからである。
はじめのうち土を隠していた小屋を建て増すにしても、どこかへ土を運び去るにしても、怪しまれることに変わりはない。どうしたらよいか?(制限時間:10分)
〈問2〉
昔アテネの街が乱れに乱れたとき、世に出ようとした息子を引き止めて、ある母親が言った。
「おまえがもし正直なら、世人によって痛手をこうむり、不正直なら、神の怒りを買って痛手をこうむる。だから、どちらにしても、おまえは痛手をこうむらねばならない。世に出るのは思い止まりなさい。」
息子はぐっと返答に詰まってしまった。しかし、世に出たい気持ちははやるばかり。
やがて、見事この母親の論点の盲点をついて反ばくし、説得して旅立った。彼の反論とは?(制限時間:15分)
(問3)
流れの速さが毎時1Kmの川をさかのぼっている船の上から、正午の時報と同時に、ある乗客が帽子を川に落とした。
すぐ船頭に引き返すように頼んだのだが、船頭が聞いてくれたときには、船はもう帽子から100m上流に行ってしまっていた。
この船が、ノータイムでターンして帽子を追いかけたとして、帽子に追いつくのは12時何分か?この船の速さは、静止した水の上で毎分20mである。(制限時間:40分)

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