日本精神神経学会が新名称公表

投稿日:

20140530001

日本精神神経学会が、昨年アメリカで策定された精神疾患の新基準「DSM-5」で示されている病名の日本語訳を公表したが、今回の改定には大きな意味が含まれている。

代表的な変更点は以下の通り。

「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」 →「注意欠如・多動症」

「性同一性障害」→「性別違和」

「アスペルガー症候群」→単独の疾患としての区分なし。「自閉スペクトラム症」に統合

一番大きなポイントは、子どもや不安に関する疾患に関して「障害」という言葉の使用を止め、「症」に改めることで、できる限り差別意識を生まないように配慮した点だろう。それだけのことですべてが変わり、差別や偏見がなくなるかといえばそんな簡単な話ではないが、そういった取り組みを盛り込むかどうか、世間一般の認識を変えるべき意図を持つかどうかいう点では大きな意味を持つと思う。

ただ、この公表から先、どのように告知し、どのように認知を図る方向で推し進めるかという具体的な策はなく、ただ単に時間の経過の中で浸透することを待っているようではいかがなものか?これまでがいつもそうだったことや、いまだに表記法が異なって統一されていないものが多々あることを考えると、そのあたりをどうするかということの方が単なる表記法の改定などよりも大事なことではないのだろうか?

そのあたりの施策を期待する者の一人です。

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