ピグマリオン効果

投稿日:2007/03/02 更新日:

現在読んでいる本の中で新しく勉強した言葉です。
こちらの本も読み終えたら、またおすすめ本の方でご紹介させていただきます。
ハーバード大学のローゼンタールという心理学者が、実験により得られた効果として提唱しているのが、このピグマリオン効果という原理です。
この効果を簡単に言うと、『我が子を伸ばしたいと思ったら、親がまず我が子の可能性に対する肯定的な確信を持つことが大切で、子供に対する確信が子供を大いに伸ばす』というものです。
この心理学者が行なった実験とは次のようなものです。
『まず、ローゼンタールは子供たちに知能テストを実施しました。そして教師に、これから学力の伸びる可能性のある子供の名前を教えました。
しかし、それらの子供はその知能テストの結果とは無関係に適当に選んだものでした。そのことは、教師には告げられませんでした。
そしてその1年後、名前を挙げられた子供たちは他の子供たちに比べて明らかに学力の向上が見られたということです。つまり、「この子は伸びる」と教師に思われた子は実際に伸びたというのがこの実験の結論なのです。』
やっぱりその子の可能性を信じて、いつでもきちんとした対応をしてあげていれば、その子は必ず伸びていくものです。
大人でもそうですよね。
信頼されたり、期待されるとそれに応えようとがんばれるじゃないですか。皆さんもそんな経験ありますよね。
このピグマリオン効果は、何も教師と子供の関係だけに当てはまるものではなく、最近では、企業でも上司と部下の関係でこの原理を取り入れた組織活性法が実施されているところもあるそうです。
また、この本の著者はこう続けています。
『私は、この原理をまず親子の間で活用することをお薦めします。我が子の可能性に対して、親がまず肯定的な確信を持つことが何よりも大切です。
この子はいい子だ、素晴らしい子だ、優しい子だ、思いやりのある子だ、能力のある子だ、活力のある子だ、センスのいい子だ―などと確信していれば、だんだんそうなります。その反対では、子供が伸びるはずがありません。
この子はいまひとつかもしれない―と思い始めれば、子供もだんだんそうなってしまいます。我が子への親の思いは、ちょっとした言葉の端々に、ふっと見つめた目の輝きの中に確実に現れるからです。』
この仕事を長く続けてきていつも感じていることは、本当の意味で子供たちの力を伸ばしてあげることが出来るのは“親”だということです。もちろん、私たちのような仕事をしている人間もその役割を担ってはいるのですが、あくまで脇役であり応援者にすぎないということです。
この本を読んでいて、改めてそのことを感じています。
ただ、応援者として子供たちにかかわる上で、このピグマリオン効果が発揮できるように、すべての子供たちの可能性を信じて接していくように心掛けていきたいと思います。
さぁ、お父さん、お母さん。
子供たちのために今日からしっかり実践してあげてくださいね♪♪

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