学習障がい(LD)の子どもたちの学習支援

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eラーニングによる教員免許更新講習のお勉強。最後の単元での勉強を進めています。

今回の単元のタイトルは『教師に求められる発達障害の理解と支援』。自分自身、専門分野として少し勉強をし、日々、たくさんの子どもたちに関わりながら、理解をし、支援をしようとがんばっているところではありますが、その分野の専門の方々による研究が進み、診断名であったり、その解釈だったりがどんどん変わっている分野だけにうっかりしていると自分自身がついていけなくなります。それは、もちろん、発達障がいの分野だけに限らず、教育全般がそうなのですが、自分自身が再認識をすること、そして新しい情報を学ぶことにおいていいチャンスだと思い、この単元を選択して勉強しています。

今日は、その中でも特に学習障がい(LD)についての対応や考え方について、非常にわかりやすく解説されていたので、そのあたりを少しだけご紹介させていただきたいと思います。

以前にも本ブログでもご紹介させていただいたことがありますが、改めまして、まずは学習障がい(LD)の定義については以下のようになります。

◎学習障害とは、基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、聞く、話す、書く、計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す状態を指すものである。
◎学習障害は、その原因として、中枢神経に何らかの機能障害があると推定されるが、視覚障害、聴覚障害、知的障害、情緒障害などの障害や、環境的な要因が直接の原因となるものではない。
(1999;文部科学省:学習障害児に対する指導について(報告)より抜粋)

そして、各領域(聞く、話す、書く、計算する又は推論する)ごとに見られたり、予想されたりする困難さなどの詳しい情報もありますが、ここではそこの細かい内容には触れません。そのあたりは、本ブログ内でも何度かに分けてご紹介させていただいておりますのでそちらをご覧いただくか、専門書等をご参照ください。

今回は細かい領域に関わらず、そういった分野に苦手さや困り感を抱えている子どもたちに対して、総合的にどのように目を向け、指導方略を考えていくかというポイントについてこう解説されていました。

①子どもたちの間違い方の中に支援のヒントがたくさん含まれているのです。この情報を見落とさないように心掛けたい。
②正解か不正解だけではない。どのような間違い方をしているのかを丁寧に見て取る必要がある。

すなわち、子どもたちの間違い方は同じ診断名がついていたとしても一人ひとり違うもの。だから、その間違い方を見つけることが一番大切なことであり、その中にこそ、支援のためのヒントがあるのだということ。そして、そのためには、一つの解答を正解か不正解かという一元的な捉え方をするのではなく、不正解になってしまうため(場合によっては正解していてもたまたま正解であって、考え方の過程は間違えているケースも含めて)に起こっているエラー表出を見つけ、そこに対しての修正をかけていくことが一番大切な支援となるということです。

結局、しっかり子どもたち一人ひとりと対峙し、見てあげて、その子に必要な支援を見つけ、進めていくことに尽きるのですが、環境次第ではそれが一番難しいでもあるので、そういった環境をどうやって作り出すかというのも大きな課題ですね。

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