今さらですが、『働き方改革』について自分なりに考えてみる

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政府や国会で、この『働き方改革』について議論がなされ、マスコミでも取り上げられるようになって久しいですが、その答えが出ない中で、まだまだ話題には上るようで…。先日のドラマの中でも、ここに焦点を当てた話(どのドラマかは見た方はすぐにわかると思います。そう、あの…。笑)になっていたのを見て、ちょっと自分と重ねて考えてみました。

働き方の考え方のベースには、時代背景は切っても切れない関係。戦後の復興に向けて進んでいた時代の日本と、今の時代の日本を同じ基準で考えることなんてできないことは、誰もがわかること。

でも、働く人すべてを、これまた同じ基準で考えることもできないはずなのに、どうしてそこはあまり重要視されないのか?

例えば、一時期話題になっていた『労働生産性』という考え方。これ自体、一概に悪いとは言えないはずなのだが、結局、この意見は引っ込められてしまった。結局、一律的な明確な基準として提示できない場合は、全体に向けての指標にはなり辛いということだ。

結局、議論のポイントとなっている仕事の基準は“労働時間”になのだが、それは個人の“労働時間”であって、仕事量に対する“労働時間”と決してイコールではないということにはならないだろうか?それに近い考え方が、『労働生産性』なのだろうが、それですら、個人の“労働時間”と生産性とを比較するから難しくなるような気がする。

要は、やり終えなければいけない仕事に対して、それにかかる時間や量をを誰がどう受け持つか?すなわち、仕事量全体を完結させるための具体的な数値となる時間であったり、生産量であったりをどのような形でクリアするかという点で考える。そこに違う意味での『ワークシェアリング』という考え方で答えに辿り着くことはできないだろうかと思ってしまう。

ワークシエアリング

これも、今回の働き方改革の論点の一つとして取り上げられていたが、そもそも、この『ワークシェアリング』自体は社会全体の雇用者数を増やそうとするものである。そういう意味合いで仕事をシェアするのではなく、個々の働きたい形によってシェアするのだ。

働くことの大きな目的の一つは対価を得ること。そして、その対価によって生活を成り立たせることにある。となると、自ずとそれは一定基準で線を引くことは難しく、個人差が生じてくるはずだ。より長い時間働いてでもより多くの対価を得たいと願う人がいれば、そうでない人もいる。だから、その個人の希望を加味しながら、仕事をシェアしていく。

そう言ってしまうと、「しっかり働いてしっかり稼ぎたい人は正規で、時間を抑えたい人は非正規という働き方があるではないか?」ってことになってしまうのだが、それすら是正しようとしているのだから、それは答えにはならないし、それでは改革にならない。

より多くの対価を求める人は、それだけの仕事量を受け持ち、きちんとこなす。半分の対価を求める人は半分の仕事を、そしてそんな人が2人でその仕事量をこなせば、働く側の希望と雇用側の生産性はイコールで結ばれる。単純だが、それで双方にデメリットが無ければ問題なくなると思うのだが、そんな浅はかな考え方ではダメなのかな?

もちろん、絶対的に無理なレベルで働いてしまうことのないような最低限のラインは設けておく必要はあるだろうが、本来はそこも含めてきちんと自己管理することもまた働く上で求められる力ではないのか?

だって、『働き方改革』によって労働形態が変わり、長時間労働を認めなかったり、休日確保を優先させたとしても、自分が必要とする対価を得たいと願う人は、それによって生まれた時間を別の場所での労働に置き換えてしまっていては、結局、同じことになってしまうはず。実際、Wワークで働いていたり、家で副業をしていたりなんて話はよく聞く。そうなると本末転倒になってしまう。

自分レベルの人間が考えるぐらいのことは、実際にそのことを考えている立場の人はわかっている上で進んでいる議論なんだろうけど、なんか話を聞いててチグハグな気がしてならない。

大事なのは…

まぁ、結局のところ、自分的にはより多くの仕事をしてより多くの対価をいただくのではなく、必要なだけの対価をいただけるだけ仕事をし、それによって得た対価と生まれた時間を自分の成長だったり、満足だったりに費やして人生を楽しむことを願っている☆ということが言いたかっただけなんですけどね。笑

本当に必要なのは統一基準としての『働き方改革』じゃなく、一人ひとりの『自分改革』じゃないかな?って思う。

働くことの意味も、求めるものも、人生の楽しみ方も十人十色ですからね。

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