「道を尋ねられるような人になりなさい」という教え

こんな教えについての話を読んだ。短い話だが、すごく感じるところがあった。

昔、おばあちゃんに「道を尋ねられるような人になりなさい」と言われたことがある。道を聞かれるということは、服装や髪型がきちんとしていて、表情が穏やかで姿勢が良くて、優しさの中にどこか頼れる雰囲気を持っているということ。おばあちゃんが伝えたかったのはきっとそういう意味だと思う。

孫に対して、大切なことを上手に教えているなぁ~って感心しました。

たしかに、もし自分が人に道を尋ねるとしたら…?って考えたらわかる気がします。

服装や髪形。

表情や姿勢。

優しさや頼れる雰囲気。

それって、「この人に聞いたら、知ってそうだし、ちゃんと教えてくれそう。」って聞きたい側が感じられるってことだし、そもそも、単純に声をかけやすいってことだと思います。これらの条件が真逆の人は、話しかけてみようって気が起きないですもんね。

そういう人になれるようにってことは、自分自身が心掛けるとともに、子どもたちにもきちんと伝えていけるようにがんばりたいと思います。

余談ですが…。

海外で街中をブラブラしていると、よく道を聞かれます。どう見ても現地の人には見えないはずなのに何でだろう?って思います。

現地の人じゃないから土地勘ないし…。

英語や現地の言葉で話しかけられてもわからない上に、説明もできないし…。

海外の人って、このお話のように人となりを見ながら聞くわけじゃなくて、その辺を歩いている暇そうな人を見つけて聞いてるのかな?って思っちゃいます。だって、すべての条件で当てはまってるなんてないので。笑

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